旧知のK津和さんが、宇佐CPに居たのでアドバイスを貰い、テント列の端に、コーナーを設置
していた、柔道整体の先生に手当てをしていただきます。
筋肉が熱を持ち、完全に硬直していたようです。全く、膝が曲がりません。アイシングと、温マ
ッサージ。そしてシップで安静に。1時間以上、ずっと丁寧に診ていただきました。
着いた時点で、私は息子のリタイアは覚悟していましたが、先生も、この先は無理だろうと。
(父はそこまでひどいとは思ってなかったようです)

息子も、ここで無理しても、と。よく分かってます。若いので何回もチャンスはありますし。
反対に、高齢の父は、あと何度歩けるか。中学生以下は、保護者が一緒か、別の保護者に引
き渡してのリタイアになる決まりです。もちろん、私がリタイアすることにしました。
台に横になったままの、息子にそのことを伝えると、「お父さんごめん。でも、良かった。じー
ちゃんは行くんやろ?行ってもらいたいし」と。
 
行く気満々の父でしたが、この先、独りで歩かなければならず、マメの心配もあり、悩んでいた
ようですが、兎も角、完歩を目指すということで、2:30、ここで、一旦、別れます。
今回の大きな目標、3人でゴールは、ここで諦めることにしました。
 
さらに、ゆっくり休憩させ、午前3時少し前に、整体の先生の診立て通り、子どもは、少し歩ける
ようになりました。
二人で、毎年、出張開設している北九州駅弁当の、うどんといなりを食べ、リタイアバス、通称
「誘惑号」に乗り込みます。今年は、誘惑されたわけではなかったのですが・・・
 
午前3時半、別府ゴール手前の、手荷物の集積場所である小学校体育館に入り、仮眠します。
 
体育館で寝ている息子の脚(笑)
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治療のポイントがありますので、掲載しました。
ひざの裏が痛くて足が曲がらない・・・でも、膝ではないんですね。
ふくらはぎの、上下の筋肉(平目筋)の付け根。
膝上の大腿筋の上下。
アイシングとシップは、この4箇所です。オーバーワークの場合に出現しやすいらしいです。
私も、いままで闇雲に貼ってましたが。
シップはアイシングでは無いらしいですね。アイシングのスプレーは持っていましたが、
来年の装備や、手荷物(ケア用)での簡易アイシング(叩くと冷える)も検討します。
 
(続く)