門司港・老松の中央市場の外側、関門トンネルから真っ直ぐの場所にある人気の老舗ラーメ
ン店。だんだん店が減ったが、隣に「正ちゃんカレー」、数軒隣に「満洲軒」という名店が軒を
連ねていた時代もあった。錦町の「みとラーメン」とは兄弟になる。10数年前は、夜の営業のみ
餃子があり、その夜営業は2014年春頃から休んでいる。大将の右手首が痛々しく、調子の良
いときは、麺上げをされている。麺はトンコツ醤油にバッチリ合う「高砂商会」。
ラーメンは麺上げする人で味が変わる。ホントにそう思う。東洋軒でもそうだけど、コチラも
現状はそうかも。年季が入ると徐々に良くなっていくのだろうが。ということで、大将が麺上
げしてたら、すかさず「焼豚ラーメン」をオーダーしてしまう(苦笑)
メニュー 駐車場は4台あり。6、12、13、14番。
お客さんだけでなく、店の方でも「やきぶたラーメン」と言ってみたり、「チャーシューメン」と
言ってみたり。以前は後者が多かった印象。単純にチャーシューでもOK。
甘めの「みとラーメン」違い、独特の、濃くて辛い醤油味がシッカリついたチャーシュー。最初
に食べた時は辟易したのだけど、その日のウチに、また食べたくなってしまって。でも、さすが
に濃いから、禁断の(苦笑)おにぎりと一緒に・・・のパターンもあったなぁ。
チャーシューメンは少し馴れが要るので、出汁本来の旨みと、クセになる醤油濃い味のバラン
スが良いのは、ラーメン(550円)の方。私も、3回に2回は、普通のラーメン選んでるかも。
なので、まずは、この普通ラーメンから入門するのが間違いない。
普通ラーメンのチャーシューは、焼豚らしい形がなくホロホロ崩れた部分が入る感じ。この
ホロホロ肉から醤油味が徐々にスープに染み出して味が変化する。変化前の、チャーシュ
ーから遠いトコを食べても美味しいが、このクセのある醤油味がないとヤッパリ寂しい。
支那竹ラーメンやスペシャルは1度食べたことがあるが、味が濃すぎて、さすがにダメだった
が、注文する人を結構見かける。常連さんが多いのかも。
奥さんが担当する焼めし(500円)も美味しい。焼飯が旨いと誉められるラーメン店あちこち
で食べてみたけど、ほぼ不完全燃焼状態。納得いかないのだけど、ここのは、焼飯らしい焼
飯。チャーハンじゃなく、やきめし。スープとして、ラーメンスープが付いてくる。こちらの特長
の、チャーシューに刻みシナチクも入る。
門司港で1番のラーメン店。息子さんを見かけなくなったのは気がかりだけど、いつまでも続
けて欲しいけどなぁ・・・
北九州市門司区老松町2-6 /定休・日曜 他臨時休業あり /P・4台
おまけ) 夜営業してた頃と、隣の名店・正ちゃん跡。テナント募集・・・(悲)