では、ひろめ市場での飲み食いです。
明神丸 ひろめ店
藁(わら)焼き鰹たたきで有名な明神丸。当然、第一目標に設定していた。陣取った席から見渡
すと、向こう正面にあるじゃないですか。時間が早いのもあってか、このときは常時2、3人くらい
の待ち程度と見受けられた。早速、向かいます。
メニューが色々あるが、ゆっくり見る感じでもなく。タタキに塩とたれがあるらしく、高知と言えば、
塩ってトコなんだろうケド・・・と短い時間でも悩んでいると、セットがありますよー、と言われ、即
決。ふと見れば、鯨の竜田揚げが。こちらも含めて、案外に、あっさりゲット。
鰹たれ・塩セット(各5切) 1350円
鯨竜田揚げ 1パック 440円
子ども達の目当ては鰹だけど、自分は鰹より鯨(笑)
他の店舗にも、鯨の竜田揚げは見られたが、どれも1000円程度。量はわからないけれど、ここの
は、量も見えたし、まあ、手が出る価格設定。(私の地元)小倉で、あと1切れ入って400円という居
酒屋もあるから、安くはないんだけどね。観光地価格ということで、納得。肉質は筋もなく柔らかく
てよかった。さて、鰹だが・・・うーん、こんな感じかなぁ。地元で食べるのと、どう違うかと言えば、
あまり、違わない感じもする。10切れで1350円と言うのも、結構なお値段だしねぇ。5人で塩とたれ
各1切れづつだったし、あまり味わってないのもあるかと思ったが、この後、食べた別の店舗の、
鰹の巻きすしが、藁焼きらしい香ばしさもあって、その上、安かったものだから・・・。有名料かな(汗)
吉岡精肉店
ここも、事前に調べていたが、あっさり見つけた。「明神丸」の丁度、裏。龍馬通りにあるが、「お城下
広場」から、簡単に探せた。むかーし、小倉の片野に同名の精肉店があり、コロッケが安くて旨かっ
た。全然、関係ないけれど、個人的に精肉店=コロッケの図式が頭の中に構築されてしまった。旅先
旅先で、精肉店のコロッケを食べてしまう・・・
さて、ありました。コロッケ。横に並んでいた唐揚げも同時にゲット。
ひろめコロッケ 120円
形はややいびつだが、さくっとした衣に、中は和牛の旨味と男爵イモの、ほっこり感。ほっこりだ
けじゃなく、滑らかでもあり、いい具合に肉の脂分がそうさせているのか。こりゃ、旨い。土佐和牛
の店で、中の牛肉が土佐和牛かどうかはわからなかったが、安いし、ボリュームあるし、子どもた
ちのお腹の虫をなだめるのにも、都合よく。私は、もう1個食べたかったけどなー。
若鶏唐揚げ 1個80円
こちらも安い。いびつな形ではあるが、豪快と言う感じ。宣伝文句にジューシーとあったが、そん
な感じはあまりなく。もっとも、私は、胸身やささみの方がモモより好みなので、それは良いとして。
お味の方は・・・いたって普通かな。コロッケのインパクトほどはない感じかな。総じて単価が高目
という印象の「ひろめ市場」にあって、量を稼ぐには、良いかもしれない。
「ひろめコロッケ」が、オススメの吉岡精肉店でした。
黒潮物産ひろめ市場店
吉岡精肉店と同じ「龍馬通り」に面した店舗。名物の「芋けんぴ」をはじめ、塩干商品、くじら、うつぼ
関連の商品を販売している。ここは、その場で、と言うよりは持ち帰り商品が並んでいる。後で紹介
する「黒潮水産」と場所も近いし名前も似ているが、商品は異なる。
こちらでは何と言っても、「芋けんぴ」。お店の中央に「シンボルタワー」。これ、すべて本物の芋けん
ぴ。つい、「本物なの?」と突っ込んでしまったが、「本物しか置いてません」といわれてしまった(汗)
一口に「芋けんぴ」と言っても、こちらは20種類ぐらいの味付けがあり、迷ってしまう。「細切り砂糖
ひかえめ」はすぐに決ったが・・・こんな時はお店のオススメで、甘塩味をゲット。席で食べるつもり
だったので2袋と思ったら、3袋で1000円とのコト。1袋350円なので50円値引きなんだけど、つい、
もう1袋、買っちゃった。
結局、おなか一杯になったし、自宅でいただきました。
甘塩味は、不思議な感じ。芋本来の甘味と塩味が、アンマッチのような。油分を感じる。まあ、これ
はこれでアリかな。「砂糖ひかえめ」は選んで大正解。芋の甘味があるから、ひかえめな砂糖であ
っても、十分に甘い。芋本来の旨味を感じるなら、この選択がいいと思う。止められない止まらない、
そういった感じなのだ。さすがに美味しかった。3ヶ月ぐらい十分に持つので、もっと買っておけば
よかったなぁ。
つづく・・・