小倉北区京町。魚町交差点から、ちゅうぎん通りを北へ。通りに面した場所にある、鶏
理と唐揚げの店。飛び込みでは難しい人気店。予約がベスト。ということで、なかなか
機会がなかった。それに、佇まいと言い、中が見えない擦りガラスの引戸。入ってしまえ
特段、なんちゃないのだが、何故かしら敷居が高く感じていたのもある。聞くところ「ミシ
ュランガイド2014福岡佐賀特別版」にも掲載されているらしい。まあ、だから何だと言う感
じもあるけどね(笑)立て続けに2回訪問。初回がカウンター席で単品注文。次は2階テー
ブル席でコース注文。
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店内 1階はカウンター席。一人でも気兼ねなく入れそう、と判った(笑)
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2階はテーブル席。ピーク時間入店で満員のため、写真はありません。
1階席でも拝見できますが、面白いのが1階と2階を、食事が往来する手動式の「エレベ
ター」。2階席の方がシゲシゲと観察できます。


メニュー 片身揚1000円、手羽先650円・・・。串焼きは盛り合わせのみ、1人前500円。
思ってたより、ごく普通の価格設定。酒は、瓶ビールに焼酎があるのは確認済。銘柄は
あまり多くありません。
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皮酢物 350円
鶏皮だが、もちろん脂っこさはなく、あっさり味で柚子胡椒をアクセントにいただく。歯ごたえ
もいい。
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とりわさびあえ 500円
鶏タタキ系はあまり好きじゃないのだが、ワサビと三つ葉と海苔、甘めの醤油の味わいが
良くて、すんなりと食べちゃいました。
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串焼 500円(写真は2人前)
砂ズリ、身、皮、レバー。焼鳥店じゃないからね、まあ、普通に美味しいという感じ。
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片身揚 1000円
本日(単品注文)のメイン。個人的に好みである、あっさりした肉質の鶏肉が、香ばしく揚
げられて、スパイスを利かせている。やや、スパイスが多い感じはあるが、流石に旨い。 
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宴会コースで出されたもの。
コースは、皮酢物、とりわさびあえ、串焼、手羽先、片身揚、とり茶漬の順で登場。

手羽先(画像は、コース3人前分)
前回単品注文では選ばなかったので、期待の一品。門司区に3軒ある手羽先唐揚
料理の店や、風来坊のような感じだが、甘さはなく。いや、むしろ、スパイスが掛かり
過ぎで塩辛いやら、胡椒辛いやら。いや、塩辛さが強いかな。門司区の「ふじ」は、も
っと大量のスパイス(魔法の粉?)が掛かってくるが、手羽先自体の味付けが甘いの
でバランスが取れる感じなんだよね。うーん、これは期待外れかも。おかげで、の後
に登場した片身揚も、口中に残る余波?で持て余す感じに。
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締めの、とり茶漬
茶漬と言っても、ささみに昆布出汁をかけた一品。これはあっさりして、良かった。
手羽先の余波が落ち着いた感じ(笑)
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単品と、コースで味わってみたが、そうだねぇ、片身揚と、おそらくは手羽先もコースだと
少量になる。一人なら、皮酢物か、とりわさびあえをツマミながら、代表選手の片身揚げ
を待ち、フルの分量で味わうってのが、ここの楽しみ方としては良いように思った。手羽
先や焼鳥は他の専門の店で味わいたいし。片身揚は、唐揚げの好みからは、5本・10本
の指に間違いなく入るが、3番手以降って感じ。ただ、価格もいたって妥当だし、地元の
倉にある唐揚店としては、群を抜いているし。好みの店が遠方に多い中、ここは近い
から(予約が多くて、「ふらり」とは行き難い店ではあるが、)もっ気軽にリピできたらなぁ。
でも、また行きます。

北九州市小倉北区京町1‐6‐25 /定休・水曜