南京町を出て、元町方向へ・・・本来の予定は、北野の洋館へ向かうことにしていたが、
ひとまずセンター街のアーケードを腹ごなしにブラブラ。しかし、伏線があって、本来、
北野洋館巡りの帰り、おやつ時に行こうと思っていた「たちばな」だが、今のお昼時の
方が空いてるのではないか・・・果たして、待ちはあるが、ほんの2,3人。回転は早い店
だし、予想通り、すんなり順番に。10年ぶり、3,4回目の「たちばな」へ。
所在地は三宮町だが、元町駅の方が最寄り駅となる。
店内はカウンター席とテーブル席。ただし、ちょっと狭い。2階席があるが、1度も2階に
案内されたことがないなぁ。タイミングよいのと、どっちかと言えば完全に時間をずらし
て訪問してばかり・・・我が家のプランニングの極意なんだけどね。
後で知ったが、店内厨房は撮影禁止だとか。商品はOK。
メニューは、たこ焼と、ビール、酒、ワイン。ああ、前回いただいた、自家特製ところてん
も健在。酢醤油か黒蜜を選べて、黒蜜でいただいて、寒天と同じ感覚で美味しくいただ
いた。今回は、パスしてしまったが・・・
まずは、出汁の入った急須と、皿と、刻んだ三つ葉が登場。
ここの魅力は、この出汁じゃないかと思ってる。薄味だがシッカリ出汁が効いている。待
ってる間に、ひと啜り(笑)
たこ焼 1人前(10個)620円
たこ焼・・・こちらは、いわゆる明石焼を、そう呼びます。広島でお好焼きと言うけれど広
島焼とは言わないのと同じかな。フワフワで、箸でもつと崩れそうな感じの生地は、玉子
が多く、小麦粉がつなぎのような感じ。玉子焼ともいわれるくらい。まずは先ほどの出汁
で堪能。タコは小ぶりだけど、存在感がある歯ごたえ。硬いなんて書いてる記事もチラホ
ラ見るが、オイオイ・・・って感じ。明石海峡で揉まれたタコは、身がしまっていて歯ごたえ
があって当然でしょ。我が地元の関門海峡タコも、急流でもまれて脚が短く歯ごたえがウ
リだよ。生地自体は、卵の風味以外は、ほとんど味がしないので、出汁をシッカリつけて
いただく。
で、番外編だけど、ちゃんとソースも用意されている。四半世紀前に初めて神戸の「蛸の
壺」でいただいた時も、同じ食べ方をしたので、「番外」と言うのには当たらないのかもし
れない。甘口と、激辛が用意されているので、交互につけていただく。
たが・・・そんなこんなで、たこ焼を食べ終わって、最後は残った出汁を全部啜って、終了。