小倉北区室町。リバーウォークからヤマダ電機方向への通り。「丸徳うどん」の隣、旧長
崎街道沿いにある「錦龍」。この12月28日に閉店との情報が飛び込んできて久しぶりに
行ってきました。前回訪問が何時だったかと捜す間もなく、辛うじて2006年に「本館」にて
レポがある(http://beyan.tea-nifty.com/log/2006/03/post_89b2.html)。この後に、当時
未食だったラーメンを食べた覚えがあるが、それにしても約10年ぶりかもしれない。
閉店のお知らせ 「山飾り流れる雲の想いかな」とある。文中に開店から50年とある。
店内 久しぶりだが。。。以前からまあ、ボチボチ古びた感じはあったが、流石にくたびれ
感はあるなぁ。店主ご夫婦も、歳を重ねられた印象。
メニュー
自家製麺と聞いていて、それがリーズナブルな理由とは思っていたが、チャンポンにし
ても、10年前と価格変更なしというのは、ちょっとびっくり。
ラストであろう、今回訪問。やはり、チャンポン500円を。
珍しいのはワカメが入る。それと人参が入ってるのにミックスベジ。高いチャンポンじ
ゃないからミックベジも許容範囲(笑)記憶違いでなければ、以前は唐揚げが入ってた
ような?やや太めの、チャンポンらしい麺・・・ごく一般的な感じの麺。スープは具材の
旨味が入り濃くなっているが、くどい濃さじゃない。一度、ラーメンを食べてみて、物足
りなくて、やはりここはチャンポンだなぁ、と思った次第。丼は、相変わらず巨大。30セ
ンチ以上はありそうな。しかし、チャンポン自体の量は、普通より少しばかり野菜が多
いかなぁ、という感覚。
店主と常連らしき方との会話から、昔、西鉄ライオンズの時代、小倉で半数開催だった
ので、ビジターの選手も数多く来たとか・・・私も、子どもの頃は球場近くに住んでいたの
で、毎晩のようにナイター照明があって、街灯いらずだったイメージが。華やかかりし活
気のあったあの時代、室町界隈も賑わっていたよね。今はリバーウォークがあっても、
当時の賑わいじゃない気がする。そんな、室町の一角にある老舗が、まもなく消える。
年末になって、なんだか、閉店の知らせが相次ぐなぁ。
北九州市小倉北区室町2-4-8 /P・店内掲示によると、あるそうです(知らなかった・・・)