北九州〇(まる)かじり!<新館>

ぼちぼち更新中    since 2005.11.16(renewal OPEN 2019.5.6) 

(略歴・笑)
2005.11.16 niftyココログ「北九州〇(まる)かじり!べーやんの雑記帳」開設。
2006.11.25 yahoo!ブログ<別館>開設。ココログを<本館>と改称。
2019.5.6 ライブドア<新館>開設。yahoo!ブログ廃止により<別館>内容を移行・同時に<本館>記事も統合<本館>を<旧館>に改称。

カテゴリ: (食)北九州市小倉北区

小倉北区神岳。この付近は、資さん、すき家、最近はかっぱ寿司も出来て賑やかだが、
その近く神岳交差点(一見、三差路に見える)角の白いビルの1階にあるお好み焼き店。
このビルのテナントは入れ替わりが結構あるのだが、その中にあって、長く営業してい
る店だ。今のテナントの中では最古参じゃないかな。営業は夜のみ、久しぶりに訪問。

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ちょいと古くなった感じはある店内、L字カウンター席と、小上がり座敷席は4人用と
6人用の2つ。水はセルフサービス。
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メニュー 一銭洋食500円からデラックスジャンボ焼の2200円まで。長くこの地でやっ
ているので、本場とは若干異なる広島「風」メニューもある。例えば、お好み焼きの中
にカキなんて、本場じゃあまりお見掛けしないけど、それはそれで。このメニューには
ないが、壁にドリンクサービスデーの内容が。焼き物注文が前提だが、平日の月~木
が酎ハイ200円、ソフトドリンクと焼酎が100円、金曜日が生ビール中200円、小100円。
カープが優勝した9月も割引サービスが。ご主人が広島(県の東部と言ってたような・・・)
出身だったとかで、応援で・・・とは女将さんの言。北九州のカープファンが広島で観戦
後に寄ることもあるそうで。
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ソースは店内ポスター、ソース瓶からわかるように、オタフクソース。他にアレンジした、
辛口はステンレス容器にあり。
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作成過程を見物。これまで座敷の利用でカウンターは初。定番のキャベツ・モヤシの他
に、ほんの少し人参が入り、気前よく天かすが載せられる。油はラード、肉を載せる前も
追加ラードあり。あとは、広島らしい作り方で、抑えも含めてコテのみ使用。ソースを塗り
最後にデフォでネギをパラリ。
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肉玉そば 900円
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オタフクソースそのまんまなので、かなり甘口。辛口ソースを追加していただけるのはう
れしい。野菜の火の通り具合も、良い加減。天かすとラードで若干、油分が多い感じは
あるが、そこらあたりにある「広島風」よりは、本場に近い仕上がりかと。個人的には、
何よりも、近くて広島焼きが食べれるのはありがたい。平日は安く飲めるしね~(笑)

北九州市小倉北区神岳2-11-21 /定休・水曜 /P・なし

小倉北区室町。リバーウォークからヤマダ電機方向への通り。「丸徳うどん」の隣、旧長
崎街道沿いにある「錦龍」。この12月28日に閉店との情報が飛び込んできて久しぶりに
行ってきました。前回訪問が何時だったかと捜す間もなく、辛うじて2006年に「本館」にて
レポがある(http://beyan.tea-nifty.com/log/2006/03/post_89b2.html)。この後に、当時
未食だったラーメンを食べた覚えがあるが、それにしても約10年ぶりかもしれない。

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テントに「この街に来たら 錦龍 特製チャンポン・ラーメン」とある。
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閉店のお知らせ  「山飾り流れる雲の想いかな」とある。文中に開店から50年とある。
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店内 久しぶりだが。。。以前からまあ、ボチボチ古びた感じはあったが、流石にくたびれ
感はあるなぁ。店主ご夫婦も、歳を重ねられた印象。
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メニュー
自家製麺と聞いていて、それがリーズナブルな理由とは思っていたが、チャンポンにし
ても、10年前と価格変更なしというのは、ちょっとびっくり。
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ラストであろう、今回訪問。やはり、チャンポン500円を。
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具材は、豚肉、キャベツ、もやし、玉ねぎ、にんじん、天ぷら、かまぼこ、ネギ、木耳と
珍しいのはワカメが入る。それと人参が入ってるのにミックスベジ。高いチャンポンじ
ゃないからミックベジも許容範囲(笑)記憶違いでなければ、以前は唐揚げが入ってた
ような?やや太めの、チャンポンらしい麺・・・ごく一般的な感じの麺。スープは具材の
旨味が入り濃くなっているが、くどい濃さじゃない。一度、ラーメンを食べてみて、物足
りなくて、やはりここはチャンポンだなぁ、と思った次第。丼は、相変わらず巨大。30セ
ンチ以上はありそうな。しかし、チャンポン自体の量は、普通より少しばかり野菜が多
いかなぁ、という感覚。

店主と常連らしき方との会話から、昔、西鉄ライオンズの時代、小倉で半数開催だった
ので、ビジターの選手も数多く来たとか・・・私も、子どもの頃は球場近くに住んでいたの
で、毎晩のようにナイター照明があって、街灯いらずだったイメージが。華やかかりし活
気のあったあの時代、室町界隈も賑わっていたよね。今はリバーウォークがあっても、
当時の賑わいじゃない気がする。そんな、室町の一角にある老舗が、まもなく消える。
年末になって、なんだか、閉店の知らせが相次ぐなぁ。

北九州市小倉北区室町2-4-8 /P・店内掲示によると、あるそうです(知らなかった・・・)


小倉北区木町。南小倉駅踏切とビッグベアーズ駐車場・・・国道3号線陸橋の間くらいに
あるカフェ。1度訪問したら臨時休業で、近くの「プリモ」(焼き菓子工房)のことかと思った
ことが・・・(笑)
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メニュー 軽食含めて案外と多くのメニューがあるんだ。食事は済ませていたので、デザ
ートとお茶のつもりで来ているが眺めていても楽しい。






ケーキ類は、ショーケースを見て物色。
私としては珍しいことだが、コーヒーではなく紅茶(アールグレイ)を選択。230円なり。
2杯まではないが、量はあるので、急遽、デザート追加。

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チョコレートケーキ 180円 と ミルクソフト・コーン(200円)

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イマドキ180円のケーキなんてないよね。スポンジのふんわり感とか味の深みや重みを
期待するものではないが、手軽なお茶ウケとしては、十分。紅茶にしても、ケーキにして
も、値段と釣り合わないのが、カップと皿。しっかりした陶器で、品物は良さそう。安いか
ら学校帰りの生徒がやってきて粗雑に扱いやしないかと要らぬ心配(笑)
ソフトクリームは、濃厚というより、氷分を含んだようなサッパリ系。この近辺は、コンビニ
もなく手軽にイートインできるスペースもない。貴重な存在かと。ただ、営業時間、夕方は
割と早じまい。イマドキの高校生は補習も多くて、駅が賑わう頃にはお店が閉まってる。
仕事帰りの利用もハードルが高いなぁ。ターゲットはいずこか・・・?

北九州市小倉北区木町3-6-16

小倉北区木町。国道3号線木町交差点から、北方向、大手町や金田に向かって右側に
ある老舗のカレー店。以前は、道路挟んで向かい側にあり、その頃から人気店でしたね。



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店内。以前の店舗は外にイスがあったり、パラソルがあったり。おそらくは、待ち客用だ
ったのかもしれない。店内はカントリー調な感じだったと記憶しているが、今はシックな
感じで、外もスッキリ。高級感が出た感じがする。やや高い・・・訪問間隔が空いてる理
由のひとつでもあるかなぁ。昼間はお客さんも多いしねぇ。

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メニュー  いーとんと言えば、以前も食べたことがあるスペシャルビーフカレー・・・と行き
たいトコだが、サラダ類も食べておきたい。うーんと考えて、自分の中での「いーとん」定
番と勝手にインプットされている、こだわりのチーズオムレツカレーに。おぼろげな記憶で
は、たぶん「おいらの街」(かつて存在した北九州の情報誌)とかで、よく取り上げられてい
たように思い、勝手に頭の中で定番化してるのかもしれないけど。スペシャルとの差額で、
サラダを深く考えずにオーダー。



薬味類 毒々しくない色の福神漬で、好印象。ピクルスもなかなか。
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コールスローサラダ 260円
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よく考えずに、コールスローサラダにしてしまったかな~。キャベツにキュウリ、それに、
とても甘いコーンは旨い。が、マヨネーズがやや多いかなぁ(汗)後でゆ~りんさんのレ
ポ見直して、ああ、グリーンサラダ310円にすれば良かったかと。

こだわりのチーズオムレツカレー 900円
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プルンとしたオムレツがライスに乗っかるカレー。真ん中から割って全体を覆う。割る前
から、トロンとした玉子が漏れ出るぐらい。チーズがしっかり溶け込んでいるので、スプー
ンで掬うと、とろーりと糸を引く。カレー自体は、とてもマイルド。あとでスパイシーさがじん
わりやってくる。例えはどうかだけど、おすまし系という感じかなぁ。どちらかと言えばトゲ
トゲしくて野暮ったいカレーが好みの私には、ちょいと上品すぎるのかもね~。味に深み
のある旨いカレーには間違いないので、(金額的にも・笑)偶には食べたいなぁ。次は、ス
ペシャルを久々に食べてみたい。

北九州市小倉北区木町1-5-12 /定休・水曜 /P・あり

yahoo!ブログ 10周年シリーズ

ご近所続きで・・・餃子のキスミ・・・って、あれぇ?ここも、このブログに1度しか書いてな
い(汗)それこそ何十回も行ってるのに。そんなものだよね。

小倉北区宇佐町。国道3号線中津口交差点から少し南へ。都市高速の手前から斜め
に小文字山方向、都市高速をくぐり、「来々軒」や郵便局の先、右側にある餃子店。
中華系のメニューも多くて餃子店という括りは、正解なのか?でも、ここは餃子店。それ
ほど他のメニューに比べて、餃子が抜けた存在。

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外に面したガラス戸のところが作業台で。そこで、団子から見事な手さばきで皮が延ばさ
れてる。ちょいとした空き時間でカウンターにて、その皮で餡が包まれる。1つ1つ手作り。

一応の、メニュー。一応とは・・・たぶん、20数年以上前?から、結構な種類の単品を食べ
ているが、ここ最近は、毎回、頼むものがほぼ決まってしまっているので(苦笑)餃子に比
べると、インパクトが弱い印象もあって(汗)それだけ、餃子、特に焼餃子が素晴らしい。

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焼餃子 7個 250円
(画像は2人前)
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私は・・・例えば大陸系の店では、水餃子から入る人間。ここは大陸系ではないが、
もちろん、水餃子、湯(タン)餃子と食べてみたことはあるし、それなりに旨いと思っ
たのだが、コチラの餃子は、やはり「焼」だと思っている。日本的な餃子だから「焼」
が合う。機械作りに比べたら厚手の(とっ言ってもベタに厚いわけではない、適度な
厚みの意)、もっちり感のある皮の表面をパリッと焼き上げ、しかし、その手作りの厚
みのおかげで、適度な水分も残っているので、ふんわり感も損なわれない。餡は、キ
ャベツ多めのあっさり仕上げで。1人前でも満足、2人前食べたら大満足で。

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炭水化物同士だけど、ご飯が欲しくなるので。禁断?の、中ライスとの組み合わせ。
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そして、さらに炭水化物(笑)こちらのド定番、焼きそば330円
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高砂商会(小倉北区)の太麺。野菜はあまり多くはないし、ソースの香ばしさもホド
ホド。でも、この太麺と味付けの相性が良くて。我が家の注文率は、90%超えている。

野菜多めの設定(470円)もあり。
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以下は偶に頼むもの。

野菜炒め 330円
キャベツ、もやし、玉ねぎとシンプルではあるが、しっかり野菜。家族で焼きそば1皿にプ
ラスして野菜分の補完に頼むことが多い。焼きそばを頼まないときは必須アイテム。

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レバニラ 480円 味付け濃いめだが、香ばしく仕上がっている。
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フライ麺 530円  中太麺フライ麺。餡に案外とコクがある。豚肉・キャベツ・もやし・玉
ねぎにカマボコ。シンプル。コスパ的には、焼きそばに及ばないし、そもそも焼きそばが
好きだから、偶にしか頼んでない。

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単品は、本格中華ではなく、食堂の中華。値段も安いのと、やや高い感じがするものが
ある。焼きそばに落ち着いてしまう所以なのだが・・・。単品が食堂系であるように、本格
中華ではないことがわかる。だから、餃子は、焼きが合うのかもしれないなぁ。

なかなか、ここの焼餃子を凌駕する存在には巡り合わないし、すっかり「基準」となってし
まってるので、他の焼餃子に対しての評価ハードルが上がってしまうという、「弊害」もあ
るくらいで。大好きなキスミの餃子。コスパ最高。

北九州市小倉北区宇佐町1-10-8 /定休・木曜と水曜の夜 /P・近隣コイン駐車場

yahoo!ブログ 10周年記念シリーズ

9月に書いたばかり(http://blogs.yahoo.co.jp/beyan39/36058061.html)なので簡単に。

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いつもの、ホール買い。今回も、大きい方を。

森のしらべ 2600円  プレート付き。お誕生日のリクエストに付き・・・

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今回は、焼き立てに近いのを、まずはいただく。箱から取り出した時のバターの香りが
半端ない。シナモン、アプリコットジャムの香りも立って、家中に充満する感じで。暖かい
内に食べると、リンゴの酸味が強めに出て甘酸っぱさが。半分を食べて、残りはいつも
のように冷蔵庫へ。1~2日寝かせていただくと、酸味や香りは弱まるが、甘味と旨みが
グッとでてくるから不思議。何度も書いてるが、1度で2度おいしいホール買いが必須。

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この12月12日で13年(2003年創業)。コックさんの形のパイが付いてきた。
近所に、このような名店があって、いつでも買えるのは、幸せだなぁ。ホント、いつまでも、
頑張って欲しいなぁ。

北九州市小倉北区大畠3-5-28 /定休・月曜(祝日は営業、翌日休み)

yahoo!ブログ 10周年記念シリーズ

10周年記念と、10月下旬に食べた東洋軒のワンタンメン画像をトップページに上げたの
が夜中だっので、それから食べたくなって仕方なくなり。記念日だし、原点のお店に行くの
が良いだろうと、仕事帰りに、行ってきました。

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小倉北区黄金町。外から伺うと、厨房に大将の姿はなかったけれど、記念日だし・・・
入ったら、ちょうど大将が厨房に立つタイミングで。おおっ、ラッキー。実のところ、前回、
つまりトップページに上げた画像の時、やはり大将だったんだけど、この日はホントに
珍しいくらい大外れだったので(汗)リベンジも兼ねてたんだけど・・・

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大将が麺上げする真ん前付近のカウンター席に、なるべく座るようにしてるが、今日は
空いていたので、なんなくゲット。ラーメンを作り始め、出来上がり、私が食べ終わるまで、
ずっとおしゃべり。だいたい、9割がた、大将が一方的に喋るのだけど(笑)

いつもの、ワンタンメン 800円 (タケノコ多めオーダー)

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まずは、スープをひと啜り。ううううん、今日のスープ、最高に旨い。この前と雲泥の差
なんだけど(笑)スープの旨味が深い。トンコツの出汁が良く出たんだろうなぁ。出汁が
弱い時はトリガラが多い感じがあるので。サラリとした味わいの中に、まったりとしたコ
クがあって舌の上を通り過ぎて食道になだれ込む。やや太めで加水率もやや低い麺
は、その態様から、ほんの少し縮れ気味でスープをうまく絡めて来る。スープまで全部
食べると塩味が口中に残るのもいつものこと。タレに塩茹チャーシューの煮汁が隠し味
で入っているので、塩味が強く出るのは、ここの特徴。
しかし、この何年かでも最高部類。いや、来てよかったなぁ。旨いから写真もデカい(笑)

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北九州市小倉北区黄金町1-4-30 /定休・水曜 /P・店舗横高架下沿いと裏に数台


さて、以前、「東洋軒のアレコレについて勝手に語る(笑)」なる記事をUPしたが・・・
10周年記念なので改訂版をUPします。

<後継者の話>
一時期後継者と見込んでいた親戚と弟子が以前、お店に居たけれど。弟子は辞めて、
門司に自分の店を開店(現在は閉店=ゑびす屋)。一方、親戚の方は、身体を壊して
しまって、やはり辞めることになり。今居るのは従業員と聞いていたが、大将も高齢と
なり、店長が朝から仕込み、午後まで厨房。もう一人の若手が、午後からのスープを
仕込み、夕方は厨房に立ち。大将は総監督であるとともに、休憩・交代など合間のヘ
ルプで厨房に立っている(一時は完全に任せていたんだけど)。
ちなみに、大将は、お弟子さんのことは、かなり突っ込まないと教えてくれません。ただ、
何人か巣立って行って、お店は出したものの、なかなか軌道に乗らないようですねぇ。
真鶴の「宝龍」は健在ですが・・・まあ、私はね・・・(以下略)
一時期、直方にあったソックリな東洋軒。支店ではなく、前にお店に居た人で、まったく
知らないわけではないが、直接の関係はなかったようです。
黒崎に、かつてあったらしい東洋軒は、親戚らしくて、こちらはシッカリ協力したらしいの
ですが、すぐに閉店してしまったようです(汗)
なお、息子さんが厨房に居るような情報書いてる人もいるけれど、息子さんは全く別の、
仕事されてる方、なんですけどねぇ・・・よくお孫さんの話と共に雑談で聞かされてます(笑)
さて、大将も高齢となり、今後が気になるところであります。ま、しかし、雨どいの修理で
屋根に登ったり、お元気ですから・・・今のうちに、なるべく食べに行こうと思ってますが。
大将も、お客さんのおかげだと。気を抜かないように緊張感持って仕事しているのが、
良いのかもと仰ってました。
 
<紅いのは「タケノコ」です>
一時期、いろいろ書かれました。シナチク、メンマ・・・違います。多くの方が勘違いして
すが、紅生姜ではありません。テーブル、カウンターの上にあるのは、確かに紅生姜
ですが・・・最初からラーメンに入っているのは、タケノコです。東洋軒のは、孟宗タケノ
コで、お店で仕込みしてるらしいです。それからタケノコは合馬産らしいのですが、私は
未確認です。なお、大将の修行先のラーメンには入っていなくて、大将のオリジナルで
あり自慢の逸品です。
 
<創業>
昭和37年、らしいのですが、大将は「37年か38年頃」とアバウトに言ってました(笑)黄金
で開業し、ずっとココ。厳密に言えば・・・少し移動してます。
最初の店舗は今、駐車場と都市高速(建設時は「北九州道路」)になってるトコ。自動車
道路建設による立ち退きで移転。前のお店は、今のような立派なスープ室はなかっ
た・・・位は私も記憶があります。仕込を別の場所でやっていた時代もある(私の父・談)
とか。近くの「虎屋のパン」(創業・昭和26年)が47年に、同じ理由で今の場所に移転して
るので、移転はその頃かと。移転直後のピカピカの店内の様子を、いまでも憶えてます。
ちなみに、その頃はバイクでの出前もやってました。
 
<トンコツ100%、ではありません>
比率は諸説あるし企業秘密なんでしょうが、決して少なくない量の鶏ガラが入ってます。
話を、かねてから噂(テレビでも見たけど・笑)として聞いていたのですが、一度、
スープを覗かせてもらってシッカリ鶏ガラを見たので、間違いないです(笑)スッキリ
感は、北九州のイニシエ系ラーメンの定番、鶏がらが入りだからこそかと。なお、比率
については、その日のスープの出来によって調整の為さらに鶏がらスープを使ってい
るらしいです。
 
<修行先>
大将から直接聞いたのですが、実のお兄さんの店で、現在の小倉駅前(京町)にあっ
た「宝来軒」(今も八幡東区町に存在。現在は二代目のご子息、東洋軒から見て
甥が経営)で修行。
それまでやはり小倉駅近くで全く別の仕事をしていたらしいです(これは一時期、
同じ会社に在籍していた誰かさんの身内の証言です)。なるほど、スープ室で大将ご
慢の器具を見せてただいたことがありますが、前職で培ったであろう技術力で火
扱いはお手のモノ。東洋軒のスープは、しっかりした火の管理(強火)と、ラーメンを
良・工夫された大将の努力の賜物と思ってます。
 
<女将さんは?>
近年、ほとんどお店には出なくて、私も厨房で見たのは1回くらいで。昔は、奥さんが
揚げ、大将がスープ作り中心って感じでされてましたね。白に赤ラインの割烹着は、
と奥さんだけで、青の縦縞は従業員です。さて、現在ですが、大将が厨房に居る
時は、お店のどこか奥さんが居ることが多いです。残念ながら奥さんはご病気され
て以来、厨房業務から完全に引退されたのです。かつて、「ゑびす屋」の大将も証言
してましたが、奥さんの作るラーメンが一番旨かった・・・と。人柄が出るような優しい
味わいでした。
 
<余談>
大将は無類のクルマ好き(というか、機械モノの操作全般が趣味のようです)。今日も
その話と、機械の話を。かつては、クルマを買い換えるごとに、ラーメンの値段が上が
っていたと言う、有名な噂話が・・・(笑)複数の元従業員、車を販売した側の「証言」
がありますね(爆笑)お店が軌道に乗り、最初の乗用車を大将に売ったのは、誰かさ
の身内らしいのですが。(今日も、その話聞かされました・笑) 

なお、「勝手に語る・友達限定版」の方は、修正しません。
オフ会の際にでも聞いてください。


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